元大学院生からのメール

木棚先生
大変にご無沙汰しております。早稲田大学、大学院で大変にお世話になりました加藤です。ご連絡方法が分からなくなりこちらのウエブページがヒットしたのでこちらからご連絡をさせて頂きました。何年もご連絡をせず申し訳ありませんでした。照友会についてもその後、継続してとりまとめる事ができず不義理をしてしまっております。先生はお元気でしょうか。現在は東京に戻られているのですね。私はその後、何度か転職をしておりますが、現在は外資系企業でソフトウエアの営業職として勤務しております。ハイテク業界での営業職がそれなりに自分に向いていたのかともと感じてます。もう大学、大学院時代から20年も経過してしまったというのが驚きです。
コロナも落ち着いたらまた是非お目にかかる事ができましたら幸いです。
くれぐれもご自愛くださいませ。
加藤徳久拝

元大学院生からのメール” に対して2件のコメントがあります。

  1. info@kidana-lawoffice.com より:

    加藤徳久様

    ご連絡ありがとうございます。私も今年で80歳になりました。お元気でご活躍のこと、嬉しく存じます。

    私も元気で頑張っております。2012年に早稲田大学法学学術院、法務研究科教授を定年退職した後、自宅に弁護士事務所を開設し、2017年3月まで名古屋学院大学法学部教授を務めました。名古屋学院をやめた後、ピースボートで妻とともに80日間世界一周旅行を行い、『誰もが行ける80日間世界一周旅行』(東京図書出版、2018年)を出版いたしました。2020年春には早稲田大学からの推薦で叙勲(瑞宝中綬章)を受けました。早稲田の出身者でもなく、在職15年で余り貢献していないにもかかわらず、推薦の栄誉を受けたことについては、改めて早稲田大学の懐の深さを感じました。生活は現役時代とあまり変わらず、弁護士業はほとんどやらず、もっぱら研究を続けています。本年4月に『逐条 国籍法-課題の解明と条文の解説―』(日本加除出版社)を出版いたしました。900数10頁の大著になりました。現在も「国際私法における当事者意思の位置づけ」に関する研究を準備しています。完成には3年くらいはかかると思います。来年が早稲田大学法学会の100周年記念になるようで、記念論文集への寄稿を依頼されており、来年3月にその一部を論文としてまとめて投稿するつもりです。次男は東大医学部を卒業後、東大で博士号を取得し、同医学部の助教として研究を続けています。孫たちがどんどん成長してゆくのを感じるとともに、私自身は体力の衰えを感じています。コロナ禍で厳しい折で、この1年あまり家に閉じこもっています。6月15日に2回目の予防接種ができますので、その内温泉などに出かけたいと存じています。そんな日常生活の中で、少しずつでもこれまでやってきたところをまとめてゆきたいと思っています。

    ゼミの卒業生とはあまり連絡が取れていません。高野真一氏が司法試験に受かり、海運関係の法律事務所の弁護士となりました。今年はイギリスの大学に留学しているはずです。留学前に私の事務所を訪ねてこられ、いろいろと相談して帰られました。あなたが幹事役を引き受けて照友会を結成し、皆さんと付き合うことができたのは良い思い出です。時々連絡を頂ければ嬉しく思います。

    どうかお元気で頑張ってください。またお会いできることを楽しみにしています。

    2021年6月13日

    木棚照一拝

  2. info@kidana-lawoffice.com より:

    木棚先生
    お世話になっております。加藤徳久です。
    ご返信を頂きまして有り難うございました。

    法律事務所のウエブページの様々な項目を今読んでおり、先生のその後の業績や叙勲の事も知りました。本当におめでとうございます。
    先生のご研究に対する姿勢には、私のようなものが言うのも大変恐縮ですが当時から圧倒されておりました。

    現在勤務している会社の本社はボストンにあり、昨年のコロナ禍が始まるまではここ10年近く毎年一週間程度ボストンに出張をすることがありました。

    ボストンは歴史ある街並みもあって良い所ですね。ハーバードやMITにも観光がてら何度か行きました。その度、先生がハーバードにいらしていたなと思い出しておりました。

    私の職種は営業ですので法律について直接業務でふれることは無いのですが、トレンドとも言えますが最近AI関係の仕事が急激に増えてきております。
    AIにもある団体が主催している検定試験があり、その試験勉強をした際に、技術的、数学的な問題以外にAIに関係する法律知識が問われる問題も多く出題されました。
    法律関係の勉強については同時期に試験準備をしていた同僚よりもかなり楽に進める事ができたと感じました。その点で大学、大学院時代に学んだ基礎が役に立っているなと実感しました。

    ピースボートについての本はアマゾンで購入しましたので届き次第読んでいきたいと思います。

    ワクチン接種も進んでいるので、来年くらいには社会が元に戻っている事を期待しております。
    またご連絡をさせて頂きます。お体に気をつけてご自愛くださいませ。
    加藤徳久拝

    ———————————————————————————

    加藤徳久様

    返信メールありがとうございます。ボストンでの13カ月は、思い出が一杯詰まっています。子供が成長してからの留学でしたので、妻が同伴してくれたので、これまでの留学と比べてずいぶん楽に研究に没頭することができました。少し前に完成した諸種の研究所の合同棟の2階にあったライシャワー研究所の研究室に毎日通いました。自宅のマンションが研究所から徒歩5分以内のところにあったので、夜中の1時頃に帰宅することが多かったと思います。5月頃からは毎日パソコンで3~5頁書くことを目標としていました。大学の警察が巡回しており、比較的安全でしたが、近くの通りで2名の学生がピストル強盗に遭ったことがマンションの掲示板に掲載されてからは、妻は12時までに帰ってほしいといいましたが、強盗は時間を図って行うものではないから、12時前と1時ではあまり危険性に差異はないといって従来通りの生活をつづけました。ボストンはカニやエビ、小さなイカなど海産物が手に入り、食生活にはあまり苦労はしませんでした。週末には、妻等とともにボストンの古い街並みを散策したり、初めて清教徒がたどり着いたプリマス、独立戦争の開始地レキシントン、日露戦争を終わらせるための交渉が行われたポーツマスなど近隣の街に出かけたりしました。もう一組の留学中の方とともに当時の総領事の公邸に招かれたり、ライシャワー先生の旧住居での日本に関する若い学生たちの論文の授賞式にも参加させて頂きました。研究所独自の講演会、クリスマスや正月のお祝いなど研究所独自の行事もあり、過去3回のドイツ留学と比べても楽しく充実しておりました。ボストンおよび近郊の大学で研究し、博士号の取得を目指す人たちに向けて、ボストン日本人会後援の2回の講演を行い、講演後懇親会が行われました。しかし、今はもうすべて遠い過去のことになってしまいました。

    それはともかく、元気でまたお会いしたいものです。

    2021年6月14日

    木棚照一拝

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